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Web標準Blogでは、Web標準の利用に興味のあるWebサイト管理者、Webデザイナーの方向けに、Web標準を利用するための手法やノウハウ、参考になるリソース等を、国内外を問わずご紹介します。

なお当Blogでは、Web標準に関する疑問や質問を募集しています。Webコンテンツ実装プロセスにまつわるお悩みでも結構ですので、お気軽に電子メールでstandards@mitsue.co.jp宛にお送りください。

2008年05月30日

「SwapSkills for the happy web weekend」に協賛

フロントエンド・エンジニア 木達

ミツエーリンクスは、「マルチデバイスのWeb」をテーマとして開催されるカンファレンス「SwapSkills for the happy web weekend」に協賛します。

同カンファレンスでは、当社主催の『マイクロフォーマット』出版記念セミナー(※満席のためお申し込みの受付は終了しています)でも登壇していただくJohn Allsopp氏をはじめ、W3CのMichael Smith氏やサイト「The Web KANZAKI」の神崎正英氏など、Webの最先端で活躍されているプロフェッショナルの方々による講演が予定されています。

セミナー概要

対象
Web制作に携わる企業や個人、企業のWeb担当の方々
主催
ActLink株式会社
共催
SwapSkills(allWebクリエイター塾
1日目
日時
6月14日 18:30〜20:00
会場
アップルストア銀座
定員
180名
料金
無料
講演内容
「CSS Reloaded」John Allsopp氏
2日目
日時
6月15日 10:00〜16:00
会場
Vision Center
定員
160名
料金
ノーマルシアターシート
12,600円(税込)
スクールシート(限定27席)
13,650円(税込)
講演内容
  1. 「セマンティックSNSと位置情報の応用」神崎正英氏
  2. 「Basic of microformats」John Allsopp氏
  3. 「Mobile Designing for Lazy Developers」Michael Smith氏
  4. 「Where's your web at?」John Allsopp氏

※詳細およびお申し込みは公式サイトをご覧ください。

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2008年05月30日

5月のW3C

フロントエンド・エンジニア 矢倉

WCAG 2とWAI-AGE

5月ではないのですが、4月30日に、WCAG 2.0”の勧告候補が関連仕様とともに公開されました。WCAG 2は年末の勧告にあわせて急ピッチで作業が進められています。

また、5月14日に“Web Accessibility for Older Users: A Literature Review”という、高齢者のためのアクセシビリティに関する文書が公開されました。欧州における研究結果などが主な調査対象となっているようですが、高齢化が進む日本にとっても注目すべき文書であるように思います。

なお、アクセシビリティ関連のより詳しい動向については、コラム「多様化していくWebアクセシビリティ」にてまとめられています。是非ご一読ください。

CURIE Syntax

RDFaやXHTML Role属性モジュールで利用される、短縮URI構文“CURIE Syntax 1.0”の最終草案が5月6日に公開されました。

CSS Snapshot 2007 / CSS Namespaces

5月16日に“CSS Snapshot 2007”の最終草案が、また23日には“CSS Namespaces Module”の勧告候補が公開されました。これらについては、「CSS スナップショット 2007と名前空間モジュールの最新版が公開」にて、簡単に取り上げております。

XHTML Access Module

方法に難のあったaccesskey属性を改善する、“XHTML Access Module”の最終草案が公開されました。Access Moduleはフォーカスだけではなく、ほかのイベントも結び付けられることも視野に入れています。

HTML5の最新草案が近日公開

さて、来週になりますが、HTML 5の新しい草案が公開される予定です。要素やAPI周りに数多くの変更や修正、機能の追加などが行われたものとなっています。公開され次第、また取り上げる予定です。

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2008年05月26日

CSS スナップショット 2007と名前空間モジュールの最新版が公開

フロントエンド・エンジニア 矢倉

CSSワーキンググループより、CSS Snapshot 2007の最終草案と、CSS Namespaces Moduleの勧告候補が公開されています。

CSS Snapshot 2007

最終草案では、次の変更が行われました。

CSS Snapshotは他のCSS仕様の完成度に依存するため、勧告になるのはまだ先と考えられます。しかし、CSSワーキンググループが何に注力しているのかを確認できる有用な文書です。

CSS Namespaces Module

勧告候補では、前回の最終草案に寄せられたいくつかのコメントが反映されています。10年ほど前から実装が始まっていることもあり、大きな変更はありません。今後も順調に勧告案となり、そして勧告されるでしょう。

HTMLとCSS名前空間

さて、次のスタイルシートは名前空間を持たないHTML 4文書に適用されるでしょうか?

@namespace xhtml "http://www.w3.org/1999/xhtml";
xhtml|body { color: #f00; }

追記(6/5): 例に接頭辞が入っていなかったため修正しました。


このスタイルシートは、XHTMLの名前空間に属するbody要素の文字色を赤にするものです。ですから、名前空間の仕組みを持っていないHTMLでは、このスタイルシートは適用されないように思えます。

しかしながら、このスタイルシートをブラウザで表示してみると、XHTML文書とHTML文書どちらにも適用されます。これはブラウザがCSS名前空間に対応していないのではなく、HTML 5で「HTMLの要素は http://www.w3.org/1999/xhtml に属する」と定義されていることによります。

HTMLとXHTMLを分けスタイルを適用させたい場合は、属性セレクタを利用することで対応できるでしょう。

html p { /* HTML, XHTML 両方 */}
html[xmlns] p { /* XHTML 用のスタイルを上書き */ }


CSS3セレクタの否定擬似クラスを利用すれば、html:not([xmlns]) p と書くこともできるでしょう。

日本語訳も更新

さて、今回も変更を反映した日本語訳を公開しています。

その他の仕様書については、日本語訳一覧にまとめていますので、ご利用ください。

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2008年05月21日

Firefox 3とmicroformats

フロントエンド・エンジニア 矢倉

Firefoxのmicroformats拡張「Operator」やを開発しているMichael Kaplyが、“Where are the microformats in Firefox 3?”という記事で、彼が関わったFirefox 3のmicroformats対応について語っています。

Firefox 3の対応

Firefox 3の開発が始まったころ、microformatsを解釈して情報を取り出したり、他のWebアプリケーションと連携するようなUIを搭載するという構想がありました(“Firefox/Feature Brainstorming:Microformat Handling”)。また、microformatsを取り出したり作成するためのAPIもあわせて提供されるとされていました。

しかしながら、来月リリース予定のFirefox 3正式版では、microformats APIのみが提供されます。Mikeは記事の中で、microformatsをどのようにFirefoxのUIと統合させるかを決定することができなかったためと述べています。

また、搭載されるAPIについても充分な改善を図る時間が取れなかったようです。Firefoxは年末に3.1のリリースが予定されているので、そこでの改善が期待されます。

OperatorとActivities

Firefox 3にmicroformatsのUIが標準搭載されることはありませんが、Operatorを導入することにより試すことができます。

ここで、気になるのが開発中のInternet Explorer 8が搭載する「アクティビティ(Activities)」です。アクティビティは、選択したテキストの意味にあわせ、関連する情報をその場に表示させる機能です。たとえば、住所をテキスト選択して「Live Mapsで表示」すると、その場に小さな地図が現れ、場所を確認することができます。

アクティビティはmicroformatsを利用しているわけではありませんが、HTMLに埋め込まれた情報を利用するUIとしてはとても面白いと感じています。

さて、Mikeは現在開発中のOperatorに、「OpenService」というアクティビティを定義する仕様を実装しようとしているようです。また、OpenServiceでmicroformatsを利用できるように拡張する試みも行っています。今朝方公開された“Updating OpenService for Microformats”という記事にて、その詳細が語られています。

microformatsとユーザーインターフェース

microformatsに対して「いまいち何がどうなるのか分からない」という反応をよく聞きます。たしかに、どのような結果がユーザーに返ってくるのかを想像しにくい、また創造しにくいことがmicroformatsの課題なのかなと思っています。しかしそこですくむのではなく、小さいところから実験を行い、段階的に向上させていくことも重要なのではないかと感じています。

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2008年05月19日

『マイクロフォーマット』出版記念セミナー

フロントエンド・エンジニア 木達

当Web標準Blogでも、これまでmicroformatsについては何度かとりあげてきました。今夏、それを専門的に扱った書籍『マイクロフォーマット Webページをより便利にする最新マークアップテクニック(仮題)』が、毎日コミュニケーションズより発売されます。

本書は、かつてミツエーリンクスVideocastingの「Meet the Professionals」シリーズにご出演いただいた、John Allsopp氏の著作『Microformats: Empowering Your Markup for Web 2.0』の日本語版です。翻訳を浅野紀予氏(メディアプローブ株式会社インフォメーションアーキテクト)、監修を私が担当しました。

具体的な発売日はまだ確定した状況にないのですが、来月にJohn氏が日本に来るのを機に、『マイクロフォーマット』出版記念セミナーを開催します。以下に概要をお知らせしますが、無料でご参加いただけますので、興味をお持ちの方は是非お申し込みください。

(5月23日追記:満席のためお申し込みの受付を終了いたしました。)

日時
2008年6月13日(金)17:00〜19:00(受付開始16:30より)
場所
株式会社ミツエーリンクス セミナールーム(新宿スクエアタワー18F)
定員
50名様
アジェンダ
  1. ごあいさつ
  2. 講演:「マイクロフォーマットとは何か」(木達一仁)
  3. 対談:John Allsopp×木達一仁
    • John氏の近況
    • マイクロフォーマットの最新動向
    • 書籍『Microformats: Empowering Your Markup for Web 2.0』
  4. 質疑応答
お申し込み
『マイクロフォーマット』出版記念セミナーお申し込みページよりお願いいたします。

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2008年05月16日

Googleの百科事典、ウェブタニカ

フロントエンド・エンジニア 木達

2008年5月15日
Porter Glendinning著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Google's Encyclopædia Webtannica」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

……あるいは、Google社員が社内でそう呼んでいるように、Webに向かうヒッチハイカーのためのガイド、と呼んでもよいのかもしれません。

Mark Pilgrimは昨日、新しいGoogleコードプロジェクトをGoogle Code Blogで告知しました。

Googleはこの開かれたWebでビジネスを行っていますが、あなたがWebでビジネスを構築するその手助けをしたいとも考えています。その実現に向けて、Web開発者による、Web開発者のための百科事典「Google Doctype」の作成をお知らせすることを、嬉しく思います。

Wikiの長所を備え、またSVNチェックアウトにより完全にダウンロード可能ですし、もし業界の中心的なコミュニティがそれを歓迎するならば、Google DoctypeはWeb開発者にとって素晴らしいリソースになることでしょう。是非チェックして、もしよろしければ何か貢献をされてはいかがでしょうか。

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2008年05月16日

microformatsに対応するYahoo! SearchMonkeyが公開

フロントエンド・エンジニア 矢倉

米Yahoo!から、Yahoo! SearchMonkeyが公開されました。SearchMonkeyを利用することにより、microformatsなどの構造化データを検索結果のサマリに表示させることができるようになります。というわけで、少し調べてみました。

対応フォーマット

SearchMonkeyでは、microformatsやRDFをはじめとする、さまざまな構造化データを扱うことができます。microformatsについてはYahoo! Developer Network blogの記事によると、現在hAtom、hCalendar、hCard、hReview、XFNをインデックスしているようです。

microformatsでは補えないサービス固有の情報などは、RDFや、DataRSSというAtomの拡張要素を利用することでインデックスされるようです。

表示アプリケーション

表示アプリケーション(Presentation Applications)の作成は、Webアプリケーションが提供されています。大まかな流れは、対象となるURLのフィルタを作成し、表示させたいデータ形を選択、そしてその表示を調整するというものです。

編集した結果を逐次プレビューすることができるため、どのように検索結果の表示に反映されるのか簡単に理解できました。作成したものはギャラリーで公開することもできるようです(まだ公開されていません)。


microformatsについては、Yahoo!やGoogleのサービスで利用されています。RDFaについても、ソーシャルニュースサイトのdiggが対応を始めたようです。データとして処理しやすい情報の広がりが、SearchMonkeyによって加速されればと期待しています。

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2008年05月14日

CSS Nite in Shinjuku

フロントエンド・エンジニア 木達

直前のご案内となってしまいますが、CSS Niteとマイクロソフトのコラボ企画、CSS Nite in Shinjukuについてお知らせします。これはマイクロソフト製品にフォーカスしたイベントではありますが、Internet Explorer 8Expressionに特化したセッションが予定されており、そうした製品のWeb標準への準拠についても言及がなされる予定です。同社のWeb標準に対する取り組みを知る良い機会にもなるかと思いますので、もしよろしければご参加ください。

イベント名
CSS Nite in Shinjuku
日時
2008年5月18日(日)13:00〜18:30(開場:12:30)
会場
マイクロソフト株式会社 セミナールーム
(東京都渋谷区代々木 2-2-1 小田急サザンタワー5F)
定員
130名
主催
CSS Nite実行委員会

参加のお申し込みやより詳細な情報につきましては、CSS Nite in Shinjukuのページをご覧ください。

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2008年05月07日

W3Cがモバイルベストプラクティスのためのオンライントレーニングコースを開設

フロントエンド・エンジニア 木達

2008年5月4日
Holly Marie Koltz著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「W3C Offers Online Training Course: Mobile Best Practices」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

W3Cのモバイルウェブイニシアチブは、今年の5月26日から6月20日にかけて、「An Introduction to W3C's Mobile Web Best Practices(W3Cのモバイルウェブベストプラクティスの紹介)」というオンラインのトレーニングコースを開設します。このコースは無料で、既に参加申込を受け付けていますが、定員があります(訳注:既に定員の100人に達し、応募は締め切られたようです)。

このコースは、W3Cのモバイルウェブベストプラクティスを使ったモバイル向けコンテンツの開発を学ぶことに興味をお持ちの、ベテランWeb開発者やデザイナーを対象としています。

参加者は、W3Cのモバイルウェブベストプラクティスを使用し、ハンズオン形式の実践的な体験を提供する講義や課題にアクセスすることになるでしょう。コースの講師を担当する、W3Cのエキスパートに直接アクセスできます。また、モバイル向けWebデザインという課題に取り組む仲間と議論したり、経験を共有することもできるでしょう。

コースや講師、トピックスに関する詳細や、無料のサンプルコースを閲覧するには、Online Training Course: An Introduction to W3C's Mobile Web Best Practices(オンライントレーニングコース:W3Cのモバイルウェブベストプラクティスの紹介)にアクセスしてください。

また本件に関し、自身のサイトに「Want to Get Your Content Mobile?(あなたのコンテンツをモバイルに対応させたいですか?)」というタイトルで記事を投稿してくれたことを、Henny Swanに感謝します。

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2008年05月02日

WCAG 2が「勧告候補」に

フロントエンド・エンジニア 木達

2008年4月30日
Bruce Lawson著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「WCAG 2 now “candidate recommendation”」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

W3Cは今日、WCAG2が勧告候補となり、今年の年末までには「勧告」できそうだ、とアナウンスしました。

W3C曰く

勧告候補は、私たちがその技術的な内容が安定したと考え、また開発者やデザイナーに対しWCAG 2.0を使い始め、それを日常的な状況下で検証することを希望することを意味します。

私がWCAG 2.0について考察してからしばらく経ちましたが、以来それは(良い方向に)がらりと変わりました。ですから、WCAG 1.0のチェックポイントとWCAG 2.0の比較(英文)カスタマイズ可能なWCAG 2.0に準拠するためのクイックリファレンスを読むことから始めようと思います。

W3Cはまた、協力を求めています。

今重要なのは、WCAG 2.0を次のステージへ進めるために、私たちが皆さんからの協力を必要としているということです。WCAG 2.0を前進させるには、それがさまざまな言語や技術を用いた異なる種類のWebコンテンツで実装可能であることを実証する必要があります。(中略)私たちはeコマースや政府、教育コンテンツ、Blogなどを含む幅広いコンテンツにおける、WCAG 2.0の実装を歓迎します。

いくつかの達成基準は、少なくとも複数の実装事例が無ければ参考扱いとなる危険性があることにご注意ください。

WCAG 2.0の実装というこのステージに参加するうえでは、WCAG 2.0勧告候補実装情報(英文)も参照してください。

私たちは、W3Cを手助けすることのできる誰しもに対して、WCAG 2.0の実装を勧めます。それは私たち全員にとって、一連のガイドラインをより良いものとするから、です。

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