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誇りをもって、青のビーニー帽をかぶりましょう

2007年11月26日
フロントエンド・エンジニア 木達

2007年11月23日
Stephanie Sullivan著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Wear the Blue Beanie with Pride」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

Jeffrey Zeldmanの古い著書のカバーにある青いビーニー帽に敬意を表し、11月26日は「青いビーニー帽の日」です。あなたもこのイベントに参加して、Web標準のもたらす利益を皆と共有できます。

WaSPのメンバーである私たちにとって、「他の人々の、Web標準を利用する方法や知識を向上させるには、どうしたらよいですか?」と尋ねられるのは、珍しいことではありません。WaSPメンバーは執筆や講演、Web上に著作物を提供したり表示するのに用いられる製品のベンダーらとの共同を行ってきました。しかし個人の集まりでは、ひとつのグループとして働くにせよ、その程度のものです。そこで皆さんの出番となります。皆さん一人一人は、それぞれに影響範囲を持っています。オフィスで同僚と共に仕事をしているにしろ、自宅が職場を兼ねているにしろ、Webの仕事をしている他の人々と何らかの方法で、日々関わっていることでしょう。その人々は、あなたにとっての影響範囲にあり、あなたは彼らに対しWeb標準を推奨するのに最もふさわしい人物です。彼らにWeb標準を用いることの利益を説く、最上の人物なのです。

比べるまでもないことかもしれませんが、エヴァンジェリズムは個人によってより、多くの人々によってこそ達成されます。宗教が広まるとか、マルチ商法の連鎖が作られるとか、大企業の製品に関する情報が大衆に届けられる方法を考えてみてください。Web上で物事がウイルスのように 広がっていく様を思い浮かべてください。それは、少数の雄弁な人々によってではありません。かき立てられた人々が、それぞれの場所で周囲に向かって語りかけることによって起こるのです。

11月26日の月曜日は、あなたがWeb標準への支持を声高らかに宣言する機会となるでしょう。あなたを見て奇妙に思った人々から「今朝の君の格好は、いったい何を意図してるんだい?」などと聞かれるかもしれません。あなたが他に何を身につけていようと、その日は誇りをもって青のビーニー帽をかぶることができる日です!このBuzzを読んでいる人なら大抵は目にしたことがあるでしょうが、もしまだであれば、Jeffrey Zeldmanの書いた古典「Designing with Web Standards」を見てください。表紙でJeffreyのかぶっている青いビーニー帽に敬意を表して、Webに従事している地球上の誰もが青いビーニー帽をかぶり、Web標準の支持を示すことでしょう。(訳者注:残念ながら、本書の日本語訳「Designing with Web Standards—XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践」は原著と表紙デザインが異なるため、ビーニー帽をかぶったZeldman氏の顔を拝むことはできません。)

自宅で仕事をしていようと、人々の集まる職場で実際に青のビーニー帽をかぶろうと、その方法は無数にあります。青のビーニー帽をかぶって撮った写真をFlckrで公開することができます。そしてTwitterやFacebook、Dopplr、Pownce、Last.fm、iLike、あるいは他のあなたの参加しているソーシャルネットワーキングのサイトで、自身のアバターを差し替えてください。オンライン上での楽しみに限っていえば、画像加工ソフトでもって誰かの青いビーニー帽を自分の頭に持ってきたり、黒いビーニー帽を青く塗ることだってできます。可能性は無限にあるでしょう。

もしあなたがFacebookのアカウントをお持ちであれば、そこでBlue Beanie Dayグループに参加することができます。Flickrをお使いでしたら、あなたやお友達の誰もが青のビーニー帽をかぶって撮った写真を投稿するためのグループ(bluebeanieday2007)があります。

あなたの置かれている状況がどうであれ、11月26日の月曜日には誇りをもって青のビーニー帽をかぶり、あなたがWeb標準の利用から得られる利益について知っていることを皆に伝えましょう!