The web way
先日行われたWeb2.0 EXPOにおいて、Opera SoftwareでCTOを務めるHåkon Wium Lie氏が講演した際の動画や資料が、Web 2.0 Expo 事後報告 - Choose Opera 日本支部 - by Choose Opera 日本支部で公開されています。
講演のタイトルは「最良のWeb2.0体験を全てのデバイスへ~CSSの生みの親が語る CSS3 そしてウェブの未来~(英題: The Web Way)」。携帯電話やゲーム機にまで、Webへのアクセス手段が多様化してきた過去を概観したうえで、HTML 5やCSS3を中心に、勧告に向け開発が進められている(そしてOperaブラウザで実装が着々と進められている)次世代のWeb標準仕様が紹介されています。
Håkon氏といえば、今から13年前にCSSのコンセプトを提案した人物で、CSS仕様にとって生みの親の一人。またブラウザのレンダリングエンジンに対する性能テストであるAcid2の作成に参加されたほか、今日においてもWeb標準仕様の策定において中心的な人物として知られています。そんなHåkon氏の講演、言語は英語になりますが、Web標準に興味をお持ちの方には是非ご覧いただければと思います。
コメント
早速のご紹介ありがとうございます。
>> Håkon氏といえば、今から13年前にCSSのコンセプトを提案した人物で
はい、わたしもこの件について直接本人に確認とりましたが、確かに彼が元のアイデアを提案して、コミュニティでCSSの仕様を取りまとめていったということです。
そして、CSSというネーミングについては、紛れもなく彼が名前をつけたそうです。
などなど、これもまだ開発されてからそれほど時間がたっていないWebの世界だからこそできることですが、歴史の生き証人と直接話しができるっていうのも、こういう仕事をしていて体験できる楽しいことの1つですね・・・ ということを手前味噌ながら思いいったイベントでした。
http://my.opera.com/chooseopera-Japan/blog/web-2-0-expo
そして今度こそミツエーリンクスの皆さんで Friday Night Beer に遊びに来てください!
市川さま、コメントありがとうございます。イベントでは、もろもろお取り計らいくださいまして、誠にありがとうございました。
当日、まさに「歴史の生き証人」でいらっしゃるHåkon氏とお話させていただいて、個人的にも大きな収穫と感動を得ることができました。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。