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統計に見るXHTMLの普及状況

2007年7月6日
フロントエンド・エンジニア 矢倉

HTML 5の編集者であるIan Hicksonが先日行ったHTML文書の調査によると、XHTMLを採用した文書の割合が全体の2割に達したそうです。Ianは過去にもWeb Authoring Statisticsという、HTML文書に関する大規模な統計を行っています。

今回の統計は文書としては公開されていませんが、IanのWHATWG IRCチャンネルでの発言にて読むことができます。簡単に訳したものを次に挙げてみます。

XHTMLの数が増加したというのは、ここ数年のBlogブームが大きいものと考えられます。テンプレートにXHTMLを採用し、またひとつの記事でひとつのHTML文書を生成するシステムが多いため、記事の増加に伴いXHTMLが増えたのしょう。

数が増えたからとはいえ、それらがWeb標準に準拠したXHTMLであるのかをこの統計から判断することはできません。しかし「Web標準に準拠したデザインを行う」という意識が広まるにつれ、Validな文書の増加も期待できるでしょう。