Microsoftに標準を
2007年4月2日
Aaron Gustafson著
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Bringing standards to Microsoft」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
WaSP名誉会員(そして大胆不敵な前リーダー)のMolly Holzschlagは今週、Microsoftにある彼女の新たな活動拠点から、そこで行おうとしていることの概要と共にレポートを開始しました。
Mollyからの今日の報告には、彼女がMicrosoftにおけるWeb標準エバンジェリストとして行おうとしていることの概要が含まれていました。社内を巡り、人々と話してきたなかで、彼女は次に挙げるような役割を担おうとしています。
- 開発者およびデザイナーのコミュニティに対する橋渡し役(本質的にはWaSPのMicrosoftタスクフォースで彼女が行っていたことの継続。)
- ベンダー間の相互運用性のための橋渡し役(聞きましたか?Microsoftは行儀よくしたいと考えているのです……ブラウザ戦争はもうたくさん。)
- Web関連製品で標準を実装のための戦略的コンサルティング(Mollyには適職です。)
- 標準の利用に関する教育コンテンツの研究と作成(以前彼女がBlogに書いていたことですが、本質的に彼女はMSDNのコンテンツを標準に準拠させることにかかわっています。)
Mollyは「ローマは一日にして成らず」の言葉をすかさず引用していますが、これから訪れる何日間、何週間、何年間、あるいは何十年という間に、多くの仕事が待ち受けているのは明らかです。しかし人々は興味を抱き、耳をすませ、そして(最も素晴らしいことに)熱狂的ですらあることは、はっきりとしています。
これらはいずれも将来が楽しみなものばかりであり、彼女のMicrosoftでの仕事の成果を目にする日を待ち遠しく思います。