WebSocketプロトコルがLast Callに
WebSocketのプロトコル仕様がIETFのLast Callになりました。
対象となっている文書は、先日公開されたdraft-ietf-hybi-thewebsocketprotocol-10になります。
WebSocketプロトコルは古いバージョンの実装が進められていましたが、セキュリティに問題があることがわかり、古いプロトコルを実装したブラウザのうちFirefoxやOperaは、WebSocketを無効にした状態でリリースしています。
プロトコルがLast Callになったことで、ブラウザの実装も更新されていくでしょう。古いプロトコルと現在のものには互換性がないことから、古いプロトコルの実装に依存したアプリケーションは新しいものへの対応が必要となります。
プロトコルのLast Callを受け、W3Cで策定されているAPI仕様のほうも、現在ある課題を解決し、Last Callとして公開しようという動きになっています