今週のW3C (2008-03-06)
今週W3Cから公開された技術仕様の概要です。
Service Modeling Language (SML) 1.1
ITサービスを構築するために必要なマシンやネットワークの構成を記述する、Service Modeling Language, Version 1.1 (SML 1.1)が最終草案となりました。SMLはモデル言語のため、実際にやり取りを行うためのフォーマットであるService Modeling Language Interchange Format Version 1.1もあわせて公開されています。
Element Traversal Specification
Web APIワーキンググループより、Element Traversal Specificationの最終草案が公開されました。この仕様で定義されるElementTraversalインターフェースには、DOMスクリプティングでよく行われるElementノード間の移動について、その指定を簡単に行えるような属性が用意されています。