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コミュニティベースなCSSリソースのまとめ

2008年2月12日
フロントエンド・エンジニア 木達

2008年2月4日
Rachel Andrew著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Community CSS resources roundup」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

しばらくの間ベータ版だったのですが、Sitepointは先週、新たにCSS Referenceを自身のサイト上に無料のコミュニティ向けリソースとして公開しました。

作者のTommy OlssonとPaul O'Brienは、信じられないくらい細かく完璧なCSSのリファレンスを作り上げました。単にさまざまなプロパティや文法を例と共に示すのではなく、ガイドラインを通じブラウザの互換性にまつわる問題点を詳述、ベストプラクティスをも与えてくれます。これには膨大な量の作業が注ぎ込まれてきました。そしてまた、利用者がコメントを寄せることにより、時を経るにつれさらに優れたリファレンスになろうとしています。もしあなたが特定の問題を解決し、あるいはブラウザに問題を引き起こす特定の書き方を知っていて、それがまだリファレンスに掲載されていなければ、その情報を書き加えることができます。

もしCSSのバグやその対処に奮闘しているなら、AdobeのCSS Advisorもあなたを手助けしてくれる場所の一つでしょう。あるいは、知識の集約に貢献できる場所、かもしれません。Adobe CSS Advisorはコミュニティベースのwikiであり、既に登録された解決策をみつけたり、それに対してコメントを書いたり、ブラウザのバグやその他の問題に対する新たなソリューションを加えることができます。

最後に忘れてならないのがCSS Discuss wikiです。バグへの対処法からレイアウトの事例に至るまで、幅広く多様な情報が文書化されています。

ここで言及されていない、お好みのCSSリソースをもしご存知でしたら、コメント欄で是非お知らせください。