アクセシビリティツールに特化した多国籍チーム
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Multi-National Team to Focus on Accessibility Tools」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月15日
Holly Marie Koltz著
新しいコンソーシアムの設立が、その共同創設者であるSteven Faulknerにより、Juicy Studioの「Web Accessibility Tool Consortium (WAT-C)」という記事を通じてアナウンスされました。ちなみにJuicy StudioのGez Lemonは、WaSPのアクセシビリティタスクフォースのメンバーでもあります。
このグループのゴールとは、無料のアクセシビリティチェックツールに注力し、既存のソフトウェアを拡張させ、そして国際化することです。新規ツールの開発や既存ツールの改良、またそれらが動作するオペレーティングシステムやブラウザ、言語についてのより広範なサポートもゴールに含まれます。
このグループのメンバーは以下のとおりです:
- Accessible Information Solutions(オーストラリア)
- Infoaxia(日本)
- Juicy Studio(イギリス)
- The Paciello Group(アメリカ)
- Wrong HTML(日本)
WAT-Cホームページより抜粋:
Web Accessibility Tools Consortium(WAT-C)は、アクセシブルなWebコンテンツの開発やテストにおいて、開発者とデザイナーの双方を支援する無料のツールを提供します。このコンソーシアムは、アクセシビリティにおいて世界をリードする実践者たちの共同体であり、Accessible Information Solutions(オーストラリア)、Infoaxia(日本)、The Paciello Group(アメリカ)、Wrong HTML(日本)そしてJuicy Studio(イギリス)によって設立されました。
WAT-CのWebサイトでは、現在進行中のプロジェクト情報や最近のリリース、WAT-Cメンバーによって開発された数々のツールが提供されています。
設立おめでとうございます!皆さんの成果を楽しみにしています。