HTMLやXHTMLで言語を宣言する際のベストプラクティス
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Best Practices for Declaring Languages in HTML and XHTML」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月4日
Molly E. Holzschlag著
HTMLあるいはXHTML文書において使用する言語をいつ、どこで、どのように宣言するかについては、多くの誤った情報が見受けられます。幸い、W3CのGEOグループがその具体的方法の詳細を公開しています。以下にいくつかのガイドラインを参考にご紹介します:
- 主要言語が1つも存在しない場合を除き、htmlタグでそのページのテキストを処理する際のデフォルトの言語を常に宣言してください。
- 言語が変化することを示すには、langそして(あるいは)xml:lang属性と共にテキストをマークアップしてください。
- デフォルトのテキスト処理言語を宣言するのにContent-Languageを使わないでください。また、メタデータにおける主要言語を宣言するのにlanguage属性を使わないでください。
- 文書上の言語をbodyタグ内で宣言しないでください。
- HTML文書ではlang属性のみ、メディアタイプがtext/htmlで提供されるXHTML 1.0文書ではlang属性とxml:lang属性の両方、XMLデータとして提供されるXHTML文書ではxml:lang属性のみを使用してください。
- 属性値と要素の内容とで言語が異なる場合、ロシア人形式のアプローチ(訳注:マトリョーシカ人形のように、入れ子の包含関係に変更すること)を検討してください。
- 文書上に複数の主要言語が使われている場合、テキスト処理に用いる単一の言語をhtmlタグ内で指定するか、さもなくば未定義のままとするかを決めてください。
この記事はドイツ語でもお読みになれます。