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WAIサイトのリデザイン

2005年7月5日
フロントエンド・エンジニア 木達

先日、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0の新しいワーキングドラフトを公開したばかりのW3C/Web Accessibility Initiative(WAI)ですが、現在そのサイトのリデザインが進められています。

昨日、プロトタイプの最新版が公開されました。種別的にはトップページと、一般的なコンテンツ向けページの2パターンがあります。今回のリデザインにおいては、ユーザー中心のデザインプロセスを採用しており、ユーザビリティの向上がその主たる目的とのこと。ナビゲーションをスキップしたり、文字を大きくしたりできる機能の実装は、その表れかもしれません。

リデザインはWAI Site Task Force of EOWG(WSTF)が担当しています。Statusにある記述によれば、今月中に実際のサイトにプロトタイプのデザインを適用する予定とのこと。このリデザインについてもコメントを英文で寄せることができますが、あて先等はCommenting on WAI Site Designを参照してください。

海外のブロガーのなかには、早速コメントを自身のBlogにおいて発表している人もいるようです。既に当Blogでもご紹介したアクセシビリティ専門家・Joe Clark氏も、「A 21st-century Web site… from the W3C?」というエントリで言及しています。