XHTMLのバージョンとメディアタイプ
マークアップ言語として利用されるWeb標準には、HTMLとXHTMLの2種類があります。XHTMLのほうがより新しい仕様であり、最近流行中のBlogツールでよく採用されていることもあって、広く普及しつつある感があります。しかし、文書型にXHTMLを採用するうえでは若干の注意が必要です。
XHTMLは1.0と1.1というバージョンが勧告済みですが、1.1ではメディアタイプに従来HTMLで使用してきたtext/htmlを使用すべきではありません。application/xhtml+xml、application/xml、text/xmlのいずれかを使用することが推奨されています。詳細は、W3C NoteのXHTML Media Typesをご覧ください。
ところで、ブラウザシェアのトップを誇るWindows版Internet Explorer(以下WinIE)は、上記のtext/html以外の3つのメディアタイプに対応していません。