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Web標準Blog

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2011年6月8日

CSS 2.1とCSS3 Colorモジュールが勧告

フロントエンド・エンジニア 矢倉

6月7日付で、CSS 2.1とCSS3カラーモジュールがW3C勧告となりました。

CSS 2.1は2002年に草案が発表されてから、今年の春まで作業が続けられていました。改訂版ではありますが、機能の数やCSS 2.0の曖昧な定義、実装の不整合を調整することからとても長い時間がかかっています。勧告で一区切りはつきましたが、display: run-inをはじめ、相互運用性が担保されていない機能は未定義もしくはCSS3以降のモジュールで対処することとなっています。

CSS3カラーは、もともとカラープロファイルに関するモジュールでした。その後rgba()opacityプロパティが加わり、そしてカラープロファイルに関する機能が削除され、現在の勧告に近い形になりました。このうち、色補正に関するプロパティはColor Correction Moduleという名前でEditor's Draftが公開されていますが、正式に受け入れられた仕様ではないようです。

さて、カラーモジュールについては勧告案より日本語訳を公開していますが、勧告にあわせこちらも更新しています。

これからのCSS WGは、CSS3以降のレベルの仕様に注力することになります。スナップショット以外にもBackgrounds & BordersやMulti-column Layoutなど仕様が固まりつつあるモジュールが増えていますし、すべてのベンダーが活発に実装を進めていますから、これまで以上のペースで新しいCSSの機能が利用できるようになるでしょう。