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Web標準Blog

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2007年9月20日

Web 2.0とセマンティックWebの行き先

フロントエンド・エンジニア 矢倉

Web 2.0の提唱者であるTim O'Reilly氏が、自身のBlogにて「Economist Confused About the Semantic Web?」という、セマンティックWebとWeb 2.0の違いに関する記事を公開しています。

O'Reilly氏は、「情報が持つ意味」という見地からセマンティックWebとWeb 2.0の異なったアプローチについて、AmazonやGoogleの機能を取り上げ分かりやすく説明しています。また、SNSを例にとり、2つのWebが「ユーザーが特に意識することなく、意味を取り出すアプリケーションのデザイン」という観点においては合流するのではないかとの考えを述べています。

W3Cが進めるセマンティックWebに関しては、「アプリケーションが便利になるために必要なデータを集めるのには、大変時間がかかる」と考えているようです。その一方で、「より細かい意味にフォーカスしたアプリケーションが増えてゆくことで、情報の意味が高まる」とも予測しています。そして最後に、「理解が進むまでにはさまざまな混乱が予想されるが、Web 2.0とSemantic Webは最終的に合流し、ベストフレンドとなるだろう」とまとめています。

「セマンティックWebは、W3Cや研究者が思うのとは違った形で実現される」と過去に発言したO'Reilly氏ですが、Web 2.0のアプローチと重なる部分があることを示したり、最終的には共に動いてゆくというこの考えはとても興味深く感じます。