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Web標準Blog

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2006年10月30日

MicrosoftはIE7の急速な普及を予測

フロントエンド・エンジニア 木達

2006年10月28日
Aaron Gustafson著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Microsoft predicts swift adoption of IE7」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

今週はじめ、IEチームのChris Wilsonは考えられていたよりも急速なIE7の普及を示すと考えられる数字をいくつか明らかにしました。

Bostonで今週はじめに開催されたAjax Experienceのキーノートにおいて、IEチームのリード・プラットフォーム・アーキテクト(そしてWaSP Microsoftタスクフォースのメンバーでもある)Chris Wilsonは、Internet Explorer 7がそのリリースから最初の4日間で約300万回ダウンロードされたことを明らかにしました。彼はまた、Microsoft自身の調べによると、WebにおけるWindowsシェアの90%はXPが占めていることを示しました。Microsoftの計画ではIE7はWindowsXPあるいはそれ以上にのみ提供される予定であり、IE7の普及には時間がかかるため、IE6のサポートという悩みの種からは解放されないであろうという心配も、この数字によって無くなるでしょう。

これを見れば、それがリリースされてからたった5日やそこらであることを考えれば、それが少しばかり早急であることはお分かりだろうと思います……この曲線は、私たちがいかに早い時期にIE6を捨て去ることになるかを示すでしょう……それがいつになるかを具体的には予測できませんが、多くの人々が今日予期しているよりも早くに訪れることになるでしょう。

ChrisはこれがWindowsの自動更新によるブラウザの配布を行う前のことである点に言及しましたが、Microsoftがそのような配布を行わないかもしれないという可能性など誰も考えないだろうと、私は思います。

もしChrisが正しければ(私はそう願いますが)、これはWeb標準志向の開発者にとってとても良いニュースです。IE7が完全からは程遠いことは確かですが、CSSハックやそれに類するテクニックを使う必要の無い、より標準に準拠したDOMサポートのある世界への一歩を踏み出すことが必要なのです。

私はこのイベントに参加した他のIEチームメンバーらとのオフレコの会話を通じ、私たち(Web標準コミュニティ)はMicrosoftの耳を手に入れていて、また彼らは「IE.Next」と呼ばれるもの(訳注:IEの次バージョンを指す言葉かもしれません)でもって、いかに私たちの人生をもっと楽にできるかをとても知りたがっている、と確信しています。

Mollyが撮影したスピーチの一部のビデオにもし興味があるなら、彼女の投稿記事にアクセスしてください。