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ターゲット(Target)は狙ったままで

2006年2月14日
フロントエンド・エンジニア 木達

2006年2月10日
Derek Featherstone著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Staying on Target」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

1日もあれば、実に多くの出来事が起こり得るものです。

昨日、私が「Taking Aim at Target(.com)」という記事を投稿してから、Target.comのサイト上では少なくとも薬局のサインインページにあった画像化されたフォーム送信ボタンが変更されました。もはや、フォームを送信するのにマウスをクリックする必要はありません。

彼らは文字通り夜通しでこれを修正しました。 修正が僅かな時間で済むのであれば、10ヵ月前に全米盲人協会が最初にTarget社に対して不満を表明したときではなく、なぜ今になって修正したでしょう?

私たちはこれを「企業というものは、訴訟の脅威にさらされるまで注意を払わない」ものと解釈します。しかし人々の行動を動機付けるのに、訴訟や大々的な報道、Web上の喧騒など不要のはずです。もし私たちが特定のグループからの訴訟に依存していて、問題は訴えられた後で修正すれば良いのであれば、私たちはアクセシビリティを必要とする他のどのグループに対して何もしないことになります。

とにかく、これはちょっとした勝利であり、この変化をもたらした点においてTarget社は称賛に値します。サインインページにある送信ボタンのalt属性がいまだ欠如しているのは、残念ですけど。

この変化が始まりに過ぎないことは明らかですが、私たちは皆関心をもって成り行きを見守っています。