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ようこそスウェーデン

2005年9月12日
フロントエンド・エンジニア 木達

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「WaSP Welcomes Sweden」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

2005年9月10日
Holly Marie Koltz著

WaSPの教育タスクフォースは、スウェーデンにおける私たちのリエゾンとしてLars Guntherの参加を歓迎します。LarsはSkolverket(スウェーデン語)という学校関連の政府機関で働いており、2007年に開始が予定されているGymnasium(スウェーデン語)のカリキュラム改革プロジェクトにおいて、Web標準の採用を働きかけています。

Gymnasiumはちょうどアメリカの高校に似ており、イギリスであればAレベルに相当します。Gymnasiumで学ぶあいだ、学生は大学やカレッジに入学する準備をし、あるいは研究を完成することで職業的に仕事に携わることができるよう訓練を受けます。

Web業界への就職に興味のある学生に対し、意味的で標準にも準拠し、かつアクセシブルなデザインに基づくカリキュラムで教育を施すのは、踏み出すべき最初の一歩です。

Skolverketは、もしその「はじめの一歩」が現在のWebデザインカリキュラム(英語)に取り込まれるのであれば、Webデザインやそのトレーニングにおける先駆的存在となるでしょう。Lars曰く、

SkolverketsのWebサイトは最近大規模な改修が施され、レイアウトテーブルを捨て去りました。標準に完全に準拠し、かつアクセシブルというわけではありませんが、しかしそれは大きな前進です。

Web標準に準拠したり、あるいはそのサポートを必要とするWebサイトの数が増え続けるなか、経験豊富で熟練したWebデザイナーや開発者への需要が高まっています。従い、あらゆるレベルの教育においてキャリアに基づく学習にWeb標準を含めるのは、理にかなっています。

私たちEduTF(訳注:教育タスクフォースのこと)はLarsと共に働き、スウェーデンにおける教育の進歩やニュースを聞けることを楽しみにしています。