css-discuss
前回のエントリではWeb Standards Group(WSG)とそのメーリングリストについてご紹介しました。今回は、Web標準全般から比べればやや狭いトピックスとなりますが、CSSについて非常に活発に意見交換がなされているcss-discussをご紹介します。
css-discussは、「style master」というCSSエディタの開発・販売で知られるWESTCIV社のJohn Allsopp氏の手助けにより、同社のサーバリソースを用い、実践的かつ実際的なCSSの利用法を論ずる場として2002年1月24日に誕生しました。同じ年の12月にはcss-discuss.orgというドメイン名のもとに移転、evolt.orgのサポートを受けているとのこと。ちなみに、CSSに関する数々の執筆や講演で知られるEric Meyer氏が「お目付け役」として参加されています。また、同メーリングリストのWikiサイト上には、ちょっとした小技からハックの類、便利なソフトウェアに至るまで、CSSに関するさまざまな情報が集約されており、CSSを総合的に学ぶうえで良いスタート地点となるのではないでしょうか。
メールのやりとりに用いる言語は英語になりますが、しかし世界的にみて有名なメーリングリストであり、多少なりとも英語の読み書きできる方であれば、参加をお薦めします。ただし、1日あたりの投稿数は比較的多いほう(過去1年間の1ヶ月あたりの投稿数は約1600通)ですので、ご注意を。
コメント
英語がわかるとスキルも格段に上がっていくと思うんですけどね・・・
WEBに関しては調べていくと必ず英語サイトに行き着くし。
日本でもWEB標準やCSS、アクセシビリティーなどのMLがあればいいんですけどね。
作る予定とかはないのですか?
ziraiさま、コメントありがとうございます。まず弊社の対応としましては、日本語で情報交換を行う場の提供の予定は当面ございません。しかし、日本語でやり取りのできるメーリングリスト等の当Blog上でのご紹介は、今後行う予定でした。取り急ぎ、次回のエントリではアクセシビリティ関連のメーリングリストをご紹介します。