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W3Cのリデザインが進行中

2009年3月27日
フロントエンド・エンジニア 矢倉

先週のことになりますが、新しいW3C Webサイトのベータ版が公開されました。現在、beta.w3.orgよりアクセスすることが可能になっています。

リデザインの目的や新しい機能については、“About the W3C Site Redesign”というページで説明されています。視覚的な変更だけではなく、WCAG 2.0への準拠や、仕様のカテゴライズ、埋もれがちな情報の整理などがゴールとしてあげられています。

また、仕様書についても、すこし手が入るようです。ベータ版デザインのWCAG 2.0仕様書などから、確認することができます。

これはいいなと思ったのが、「この仕様は勧告です」「この仕様は最新版です」といった仕様書のステータスが表示されるようになったことです。検索エンジンなどでは、最新版ではない仕様書が上位に表示されることがしばしばあるため、最新版への誘導を行う目的で設けられたのでしょう。

他にも、仕様書ごとの履歴や、カテゴリーごとのステータスも分かるようになっています。