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2010年4月12日
:visited の挙動が変更に。制作への影響は?
フロントエンド・エンジニア 矢倉
次期バージョンのFirefoxのプレビュー版 “Mozilla Developer Preview” ですが、新しいアルファ版が公開されました (プレビュー版ですので、常用のものではありません)。
このアルファ版には、先日より各所で取り上げられている、CSSの:visited擬似クラスに関する大きな修正が現在Firefoxで行われています。詳しくは、次のページをお読みください。
- CSS によるブラウザ履歴の漏えいを防ぐ取り組み (原文: “Plugging the CSS History Leak”)
- CSS の :visited に行われるプライバシー対策 (原文: “privacy-related changes coming to CSS :visited”)
(二つ目の記事について、翻訳をMozilla Developers Streetに寄稿させていただきました。)
:visited擬似クラスは訪問済リンクにスタイルを与えられるもので、CSS1から定義されています。これだけであれば特に危険はありませんが、getComputedStyle()などと組み合わせることで、訪問済のサイトが取得できてしまうことが知られていました。
今回行われた修正は、Mozillaの開発者David BaronによるPreventing attacks on a user's history through CSS :visited selectorsを反映したものです。問題をすべて解決できるわけではありませんが、履歴を取得する方法のうちとくに簡単なものを防ぐという意図が語られています。
さて、制作者として特に気になるのが、:visitedに指定できるプロパティが color, background-color, border-*-color, outline-color, column-rule-color といった色指定に限定されることでしょうか。どういうことかというと、:visitedに指定されたbackground-image などが効かなくなります(:link と同じものが適用されるようになります)。
同じ対策がWebKitでも行われていることから、将来的にSafariやChromeでも同様の変更が反映されるようになりそうです。
色以外のプロパティには:linkの指定が反映されることがほとんどでしょうから、レイアウトの崩れが頻発するというのは考えにくいです。しかし、background-imageなどは多くのサイトで利用されていますし、こうしたプロパティの利用を前提としたデザインについては、今後をふまえた対策が必要になりそうです。
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2010年4月 2日
2010年3月のW3C
フロントエンド・エンジニア 矢倉
HTML5と関連仕様の草案が公開
3月5日付で、HTML WGよりHTML5関連仕様の草案が公開されました。「HTML5と関連仕様、言語リファレンスが公開」で取りあげていますが、Canvasの2D Context APIやマイクロデータの分離にくわえて、製作者向けリファレンスも公開されています。
- HTML5
- HTML Canvas 2D Context
- HTML Microdata
- HTML+RDFa
- HTML: The Markup Language
- HTML5 differences from HTML4 (日本語訳)
HTML WG co-chair, Paul Cottonへのインタビュー
W3C Blogにて、HTML WGのco-chairをつとめるMicrosoftのPaul Cottonへのインタビューが掲載されています。
MicrosoftとW3Cの関わりから始まり、HTML WGの現状や問題解決プロセスについて触れたインタビューになっています。
Web Fonts WGが設立
Web Fonts WGが設立されました。あたらしいWOFFというフォントフォーマットの策定などを行うグループになります。詳細は「Web Fonts WGの設立、WOFFの標準化へ」をお読みください。
