Web標準Blogでは、Web標準の利用に興味のあるWebサイト管理者、Webデザイナーの方向けに、Web標準を利用するための手法やノウハウ、参考になるリソース等を、国内外を問わずご紹介します。
なお当Blogでは、Web標準に関する疑問や質問を募集しています。Webコンテンツ実装プロセスにまつわるお悩みでも結構ですので、お気軽に電子メールでstandards@mitsue.co.jp宛にお送りください。
2005年09月27日
ブラウザの悩みがあるの?よく考えて
2005年9月24日
Molly E. Holzschlag著
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Got Browser Woes? Think Again.」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
デスクトップ向けブラウザの互換性に関する問題で髪の毛が抜けたことのある人は、残された白髪をIE 6.0、Safari、Operaのバグや実装のせいにし、古いブラウザをサポートする標準ベースのサイトを作ろうとする一方で、疲れきった骨からカルシウムが流れ出るのを感じていることでしょう。そして、この先はもう読みたくないと思うかもしれません。
デスクトップからワイヤレスへと守備範囲が拡大するにつれ、ブラウザのサポートは、容易になりそうにもありません。実際、ワイヤレス向けのコンテンツ開発を経験した人は誰でも、デバイス間で互換性を保つことがデスクトップ向けよりもはるかに困難であると認識しています。
私たちは、これまでデスクトップ向けブラウザにおける戦いを繰り広げ、勝利を収めているようにみえましたが、これは、ワイヤレス機器やそのユーザ・エージェント環境に携わる人々にWeb標準を配慮させるのに、全く役に立ちませんでした。さらに、ワイヤレス機器には何千もの種類があり、その多くは独自拡張を実装したユーザ・エージェントなのです。まだ抜け毛や白髪に悩んだり、骨を失ったりしていない人でも、今度こそ逃れられません。
ここで少しご紹介しましょう。主なエージェントが提供するXHTMLサポートとはどんなものかを簡単に説明します。
デバイスまたはブラウザ | XHTMLサポート |
---|---|
Openwave | XHTML MP(XHTML Mobile Profile)およびWML Extensions |
Nokia | XHTML MP |
Access Systems | XHTML Basic |
AU Systems | XHTML Basic |
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2005年09月23日
Developer Toolbar for IE
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Developer Toolbar for IE」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月21日
Ian Lloyd著
前に書いた記事で触れたように、Firefox向けのものに似たWeb開発者用ツールバーをMicrosoftは開発しています。そのツールバーが今や完全に利用できるようになり、IE6とIE7で使用することができます。私はIEで起きた問題を解決するのに、ページの構造などを知るべくWeb Developer Toolbarを使うためだけにFirefoxを使い、それからIEに戻ってFirefoxで確認したものをIE上で当てはめるといったことを繰り返していました。そういうわけで、Developer Toolbar for IEは(たとえ既に愛用しているのと完全に同じ機能を備えていなくとも)私にとっては喜ばしいものです。
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2005年09月22日
CSS Nite
株式会社スイッチ様のサイトにて、CSS Niteというイベントの告知が掲載されています。来月より3回にわたり、Web標準とDreamweaverという2つのトピックスを軸にプレゼンテーションを行うそうです。会場は東京・Apple Store Ginzaで入場は無料、事前予約不要(座席数:96席)とのこと。以下、同サイトより引用のうえ紹介させていただきます。
10月から第3木曜日の夜に、「CSS Nite」と題して、3回のシリーズで行うプレゼンテーションです。Web標準に準拠したXHTMLとCSSによるにサイト制作を、Dreamweaverとの関連という視点でご紹介します。
第1回の開催は、約1ヵ月後の10月20日。テーマは「DreamweaverではじめるWeb標準」だそうです。Dreamweaverをお使いのクリエイターやデザイナー、開発者の皆さんはチェックしてみてはいかがでしょうか。なお同社では、「DreamweaverでWeb標準(XHTMLとCSSでサイト構築)」というメールマガジンを発行されています。
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2005年09月22日
文法チェックしたらユニットテスト、ユニットテストをしたら文法チェック
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Validation, meet Unit Testing. Unit Testing, meet Validation.」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月20日
Anders Pearson著
あなたは「テスト中毒」ですか?動的サイトの仕事をしていて、出力されたページを自動的にW3Cの文法チェッカーにかける方法があったらいいなと思いませんか?それがあなたの使っているユニットテストのフレームワークに統合されていたら良いと思いませんか?
Scott Raymondは、Ruby on Railsを用いたアプリケーションのユニットテストに自動的な文法チェックを加えるための、ちょっとした素晴らしいコードを思いつきました。
もしあなたがRailsを使っていなくても、そのテクニックはあなたのお好みの言語やフレームワークに組み込みやすいはずです。(エンコードされたページの)パラメータとoutput=xmlをhttp://validator.w3.org/checkへ送信するPOSTリクエストを作成するだけです。次に文法的に妥当かどうかを知るべく、応答のなかからx-w3c-validator-statusと呼ばれるヘッダをチェックします。もし値がValidであれば、チェックに合格したことになります。
このエントリは、コメントを受け付けるようクロスポストしました。
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2005年09月22日
MSIE7はMIMEタイプ“application/xml+xhtml”サポートしない見込み
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「MSIE7 Will Not Support application/xml+xhtml MIME Type」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月20日
Dean Edwards著
数日前にIEBlogで以下のお知らせがありました:
なぜメディアタイプ“application/xml+xhtml”で送られたXHTML文書をIE7がサポートしていないかって?私がIE7でそのMIMEタイプをサポートしないことを決めたのは、単にXHTMLが長期的にうまくいって欲しいと個人的に望んだからです。
これは明らかに、IE開発チームからの最近の元気が出るような一連のお知らせに期待を募らせていたWeb開発者たちを失望させるでしょう。
私はというと、MicrosoftにはHTMLやCSSの解釈に関するバグへの対応や、まだ実装されていないCSS2.1の機能の実装に専念して欲しいと思っています。もしXHTMLの完全なサポートがIE7のリリース日に影響を及ぼすようであれば、私たちはIE8を待つべきというのが、私の意見です。しかしそれは私見に過ぎません。他のWeb開発たちは異なる意見を持っていることでしょう。
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2005年09月21日
Operaが無料になりました
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Opera is Free.」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月20日
Holly Marie Koltz著
今日、Operaブラウザをバージョン8.5にアップグレードし、それからコミュニティサイトにアクセスした私は、「Operaが無料に!」というニュースタイトルをみつけました。同ブラウザに今後広告バナーが表示されることはなく、ブラウジングはより快適になります。しかも無料のままで。
「なぜ無料に?」というページから抜粋します:
ブラウザ内に表示していたバナーを取り去り、ライセンス料金も無くしました。世界中の顧客からの支持によるOperaの成長が、本日のマイルストーンを達成可能にしました。
Operaを使うのは初めてですか?ならば、まず機能をチェックしてください。
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2005年09月21日
文法チェックツール「XML Nanny」
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「XML Nanny: Validation Tool」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月19日
Drew McLellan著
MacでWebサイトのデザインや開発を行っている人々向けに、気軽にデスクトップ上でXMLやXHTML文書の文法チェックをしてくれる便利なツールを、Todd Ditchendorfが開発しました。
XML Nannyは、W3Cが提供するWebベースの文法チェックサービスが利用できない環境でもXHTML文書を処理します。ローカルなWebサーバ上もしくはファイアーウォールの裏側で、Web標準に準拠したサイトまたはアプリケーションを開発していると仮定してください。W3Cの文法チェッカはあなたの文書にアクセスすることができませんが、XML Nannyにはそれができます。
あなたは文字どおりローカルにある開発環境のアドレスを入力してボタンを押し、そしてチェック結果を受け取るだけです。これは全てのエラーを解消するべく、公にアクセス可能なサーバへのアップロードを繰り返す場合は特に、その手間を省きます。
XML Nannyは無料で利用でき、Mac OS X 10.4 Tigerが必要になります。あなたがどう思うかわかりませんが、便利でシンプルで無料という響きは私にとって十分魅力的です。
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2005年09月21日
欧州議会:0点
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「European Parliament: Nil Point」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月13日
Drew McLellan著
BBCニュースが、新しく公開された欧州議会のWebサイトについてレポートしています。このサイトの目的が、欧州の全市民とは言わずとも、多くの市民にとってとても遠い存在であった議会に「親しみ」を感じてもらう点にあったことを考慮すると、このサイトは、さぞかし意味あるものを市民に提供してくれるだろうと誰もが考えたでしょう。
しかし、残念ながら、そううまくいきませんでした。欧州議会は、欧州全体の中から、どういうわけかWebサイトの作り方を知らない人々をわざわざ選んでサイトを作成したのです。こんなことが起きると、誰が想像できたでしょう?
このサイトを見た欧州のあらゆる人が、唖然とするような驚きやショックを感じただろうとと思います。しかし実際、これは起こるべくして起きたのです。多国籍社会の特徴が、あらゆる基準といえるものを完全に無視することにあるとするなら、それを統率する組織の特徴とは、自分たちのすべきことを単に実行するだけで、入念に用意されたDOCTYPEという名のルールをいとも簡単に無視することにあると言えるでしょう。
おもしろいですね、政治家は言うこととやることが本当に違うのですから。
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2005年09月20日
Developer Toolbar for IE
IEBlogのエントリ「Developer Toolbar for IE announced at PDC」にて、開発者向けのツールバーである「Internet Explorer Developer Toolbar」がアナウンスされました。これは将来登場するIE7で利用できるほか、現在広く普及しているバージョンのIE6でも利用できます(現在公開されているバージョンはまだベータ版であり、利用の際には注意が必要です)。サポートされているOSはWindows Server 2003と各種Windows XPとなっています。
Mozilla/Firefox向けには、既に当Blogでも何度か登場しているWeb Developerという拡張(Infoaxia様がWeb Developer 日本語版を提供中)が非常に有名で、同ブラウザを使用するWebデザイナーや開発者には必須となっています。そのWeb Developer Extensionと同様の機能が、Internet Explorerでも使えるようになったわけです。Web Developerのほうが提供している機能はずっと豊富ですし、現状のDeveloper Toolbar for IEの見た目は非常に簡素なものですが、そもそもまだベータ版ですから、機能・デザインともにこれから充実あるいは洗練されることが期待されます。
筆者の個人的な要望としては、制作者スタイルの有効化・無効化機能を早く実装して欲しいと思いますが、「Validate」機能が実装済みである点は、評価できると思います。見方によっては、これはIE開発チームの、ひいてはMicrosoftの「標準を重んじよう」という姿勢のあらわれと言えるのではないでしょうか。
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2005年09月20日
いいえBallmerさん、MicrosoftはWebを勝ち取らないでしょう
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「No Mr. Ballmer, Microsoft Will not Win the Web」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月16日
Molly E. Holzschlag著
私はBusiness Weekに掲載されたMicrosoftに関する記事を読んで、ショックこそ受けなかったものの、最高経営責任者であるSteve Ballmer氏へのインタビューにあった以下の発言については、怒りを隠せません。
「我々はデスクトップで勝利を収めました。そしてサーバでも。今度はWebを勝ち取るでしょう。業務をスピードアップさせ、そして達成します。我々はWebに勝利するでしょう。」
過去数ヵ月にわたりWaSPとMicrosoftは、Microsoft製品における標準のサポートを改善すべく協働してきました。間違いなくこれはMicrosoftの極めてポジティブな動きですが、批評家たちはMicrosoftの攻撃的な商習慣とイデオロギーの長きにわたる歴史を指摘しています。WaSP/Microsoftタスフォースの一員として、私と共に働いているMicrosoftの開発者たちはそれを理解していること、私の役目は同社の商習慣やイデオロギーと日々のソフトウェア開発業務とを切り離すことであると、強く確信しています。私はその見解を支持しています。
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2005年09月20日
アクセシビリティツールに特化した多国籍チーム
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Multi-National Team to Focus on Accessibility Tools」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月15日
Holly Marie Koltz著
新しいコンソーシアムの設立が、その共同創設者であるSteven Faulknerにより、Juicy Studioの「Web Accessibility Tool Consortium (WAT-C)」という記事を通じてアナウンスされました。ちなみにJuicy StudioのGez Lemonは、WaSPのアクセシビリティタスクフォースのメンバーでもあります。
このグループのゴールとは、無料のアクセシビリティチェックツールに注力し、既存のソフトウェアを拡張させ、そして国際化することです。新規ツールの開発や既存ツールの改良、またそれらが動作するオペレーティングシステムやブラウザ、言語についてのより広範なサポートもゴールに含まれます。
このグループのメンバーは以下のとおりです:
- Accessible Information Solutions(オーストラリア)
- Infoaxia(日本)
- Juicy Studio(イギリス)
- The Paciello Group(アメリカ)
- Wrong HTML(日本)
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2005年09月16日
IE開発チームからのニュース
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「News From the IE Development Team」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月15日
Ian Lloyd著
IEBlogはその開設以来、信じ難いまでに有益な存在であり続けています。ひとたび噂や当てずっぽう、推測などが話題になると、IEで実際に何が起こっているのかは私の想像を遥かに超えてオープンになります。IEに関するいくつかのニュースを以下にピックアップしたいと思います(ここでは言及しない、すべての新機能はここで読めます)。
- まず第一に、IE7はJavaScriptで書かれたアプリケーション向けにネイティブでXMLHTTPRequestオブジェクトをサポートします。ActiveXObjectを使う必要が無くなるというのは、開発者にとって実に素晴らしいニュースです。皆さん全員、ActiveXはお嫌いですよね? ;-)
- 第二に、「視覚的に他の要素の下に重ねることができるウィンドウの無いコントロール」としてselect要素が再構築されました。IEBlogに付けられたコメントを読む限りこの動きは歓迎されているようですが、再構築の過程でIEチームはまたCSSを使ってselect要素をよりうまくスタイル付けできるようにしたものと私は期待しています。CSSでフォームをスタイル付けすることはまったくもって良いことですが、このやっかいな要素にはいつも落胆させられます。ボーダー?いいや、きっとあなたは笑っているんでしょうよ!彼らがもしselect要素に再度取り組み、それを正すまたとないチャンスをつかんでいなかったなら、私にとってselect要素のCSSによる修飾はずっと実現できないままだったことでしょう(しかし私は再構築のスコープを誤解しているかもしれません)。
- IEにページズーム機能が備わります!Operaと同様にすべての要素の大きさが変化するような機能になるかどうかは、わかりません。そしてその機能が、フォントの大きさ調整にどのように作用するかについても知りません(調べてみたものの、IE7が現在の5段階よりも柔軟にフォントサイズを変更できるかどうかはわかりません)。
- 最後に、Web Developer Toolbarのお知らせです。このサイトの読者の方であれば、このFirefox/Mozilla用の素晴らしいツールバーのことを既によくご存知ですよね。私がFirefoxを使うことに夢中な主たる理由のひとつがWeb Developer Toolbarですから、なぜMicrosoftのチームがこれを実装しようとしているかは想像に難くありません。それはちょうど、寡黙な開発者たちの眼前にぶら下げられたニンジンのようなものですから。しかしここで一つお願いをしたいと思います。Microsoftよ、どうか悪事には手を染めないでください。かつてAevitaのしたことをしてはいけません(それと、Aevitaのサイト上にツールバーが無くなった理由の説明として、その技術を買ったのだなどと言わないでくださいね)。(訳注:Aevita社はかつてWeb Developer拡張と酷似した製品を販売、その後Web Developer拡張の作者であるChris Pederick本人がBlog上で抗議したところ、いつの間にか製品ページが無くなっていた、という経緯があります。)
この記事はコメントを受け付けるためにクロスポストされました。
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2005年09月15日
Web Developer Toolbarがバージョンアップ
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Web Developer Toolbar - Update」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月14日
Ian Lloyd著
Web Developer Toolbarが機能しないためにFirefoxの新しいバージョンである1.5ベータのインストールを見送り、むずむずしていた皆さんに良いお知らせがあります。Chris Pederickがそのマイナーなバージョンアップを行い、新しいブラウザとの互換性を持たせました。さぁ、今すぐダウンロードの列に並んでください!
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2005年09月13日
Web標準はあなたの責務
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Web Standards Are Your Responsibility」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月12日
Drew McLellan著
Keith Robinsonは、最近公開した「Web標準はあなたの責務(Web Standards Are Your Responsibility)」という記事のなかで、Web標準への信念を貫くべく、困難をものともしない、説得力ある議論を展開しています。
おそらく他の人よりもずっと、場当たり的にWeb標準を実装することがどれほど大きな挑戦であるかを私は知っています。Web標準や特に文法的妥当性については、これまで何度も何度も苦悩を口にしてきました。しかし結局のところ、私の参加したプロジェクトでWeb標準を使うことができたのは、長きに渡り懸命にそれを求め続け、またWeb標準を確実にプロジェクトの一部とするために何時間をも費やしてきたからだと思うのです。
彼の議論には体温を上昇させ、鼓動を高めるものが多くあります。Keithに同意しようとしまいと、それは感銘的であり、一読の価値があります。
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2005年09月12日
ようこそスウェーデン
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「WaSP Welcomes Sweden」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月10日
Holly Marie Koltz著
WaSPの教育タスクフォースは、スウェーデンにおける私たちのリエゾンとしてLars Guntherの参加を歓迎します。LarsはSkolverket(スウェーデン語)という学校関連の政府機関で働いており、2007年に開始が予定されているGymnasium(スウェーデン語)のカリキュラム改革プロジェクトにおいて、Web標準の採用を働きかけています。
Gymnasiumはちょうどアメリカの高校に似ており、イギリスであればAレベルに相当します。Gymnasiumで学ぶあいだ、学生は大学やカレッジに入学する準備をし、あるいは研究を完成することで職業的に仕事に携わることができるよう訓練を受けます。
Web業界への就職に興味のある学生に対し、意味的で標準にも準拠し、かつアクセシブルなデザインに基づくカリキュラムで教育を施すのは、踏み出すべき最初の一歩です。
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2005年09月12日
addEvent() 記述コンテスト
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「addEvent() Recoding Contest」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月10日
Drew McLellan著
サイの言語(訳注: David Flanagan氏の著作でO'Reilly Mediaより出版されている書籍「JavaScript」の本の表紙がサイのイラストです)の愛好者の皆さんにお知らせがあります。WaSPのDOMスクリプティングタスクフォースのBlogにおいて、PPK(訳注:Peter-Paul Koch氏のこと)が「JavaScript addEvent() 記述コンテスト」の開催を発表しました。
あなた自身のバージョンのaddEvent()とremoveEvent()を、このページにコメントを付けるかたちで記載し、そしてJavaScriptにおける名声を勝ち取ってください。
応募されたコードはScott Andrew LePera、Dean Edwardsと私からなる審査員団により、スクリプトの品質、簡便さ、移植性、そして解説の明快さの視点で審査されます。
既に戦いの火蓋は切って落とされています。
そういうわけで、もしあなたが少しでも自分をJavaScriptの専門家と思うなら、あるいはまさにそうであると確信しているなら、Quirksmodeのサイトで応募してください。
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2005年09月09日
注目!開発者の皆さん……
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Attention All Developers ...」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月9日
Ian Lloyd著
新しいブラウザの登場です。Firefoxのバージョン1.5がアップデートされ、ベータ版として公開されています。Mozilla財団の人々は、開発者にテストを呼びかけています。それを十分に試し、バグをみつけてください。もしあなたが拡張の開発者なら(ゴホン!ゴホン!Chris Pederick!(訳注:Chris Pederick氏は後述のWeb Developer Toolbar作者))それが完全な公開バージョンとなる前に何が機能し、何を修正する必要があるか見定める良い機会です(しかし正直に言うと、Firefoxユーザーの大部分は完全なリリースを待っていられないようなアーリーアダプターで「おたく」な人々なんですけどね)。私は、Macらしい見た目や操作感をついに備えた(手始めに、初期設定ウィンドウでセクションに応じ形や大きさが変化する様を見てください)Mac版のバージョンを試しましたが、アンインストールしなければならなくなりました。というのも、Web Developer Toolbar無しでは何もできないからです。
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2005年09月09日
Web標準セミナーを出張開催
毎回ご好評をいただいておりますWeb標準セミナー。これまで弊社セミナールームで開催して参りましたが、なかには遠方よりお越しくださった方もいらっしゃいました。そこで今後ご要望があれば、遠方の企業や団体様にお勤めの方もご参加いただけるよう、出張開催のご依頼にお応えいたします。
Web標準セミナーの出張開催をご希望の企業または団体のご担当者様は、必要事項をご記載のうえ、seminar@mitsue.co.jpまでメールにてお問い合わせください。
- 会社名/団体名
- Web標準への準拠を検討したいサイトのURL
- 開催希望時期
- 開催希望場所
- 参加ご希望人数
その他、本セミナーに期待すること、御社Webサイトに関するお悩みなどございましたら、併せて本文にお書き下さい。お申し込みのメールをいただいた後、弊社よりご連絡させていただきます。また、ご不明な点等ございましたら、下記宛にお問い合わせください。
seminar@mitsue.co.jp
03-3344-7430(平日9:30-17:00)担当:平山
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2005年09月09日
Web標準と検索サービス
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Searching for Standards」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月8日
Molly E. Holzschlag著
複数の主要なサーチエンジンにおけるマークアップについて、ちょっとした比較検討をしてみました。たったひとつだけ、文法的に妥当なマークアップとCSSレイアウトを兼ね備えていたのがMSNというのは、興味深いことです。僅差でAOL(文法上の問題のほとんどがエスケープされていないアンパサンド)、そしてHotBot(修正の容易なエラーがいくつかあります)が続いています。
エンジン名 | マークアップ言語 | テーブルレイアウトかCSSか? | 文法的妥当性 |
---|---|---|---|
Alta Vista | 見栄えをHTMLで記述、DOCTYPE 無し |
テーブルレイアウト | 妥当でない |
AOL (beta) | XHTML 1.0 Transitional | CSS | 妥当でない(ほとんどがエスケープされていないアンパサンドのせい) |
Excite | 見栄えをHTMLで記述、HTML 4.01 DOCTYPE |
テーブルレイアウト | 妥当でない |
見栄えをHTMLで記述、DOCTYPE 無し |
テーブルレイアウト | 妥当でない | |
HotBot | XHTML 1.0 Strict | CSS | 妥当ではないがエラーの数は少ない |
Lycos | 見栄えをHTMLで記述、DOCTYPE 無し |
テーブルレイアウト | 妥当でない |
MSN | XHTML 1.0 Strict | CSS | 妥当 |
Yahoo! | 見栄えのための独自要素や独自属性をHTML 4.01 Transitionalで使用、不完全なDOCTYPE |
CSS | 妥当でない |
先進的な開発者たちがマークアップ関連の問題を調査中であるYahoo!を除き、トラフィックが高い傾向にある検索エンジンやポータルのほとんどが、Web標準の恩恵に与っていないのはなぜでしょうか。
この記事は、コメントを投稿できるようクロスポストしました。
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2005年09月08日
Windowsユーザ限定の災害援助?
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Disaster Aid for Windows users only?」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月7日
Holly Marie Koltz著
昨日、Boing Boingに「MacとLinuxのユーザーにFEMAのサイトは使えない」という記事が掲載されました。
結論:もしあなたがWindows版のIEを使用していないなら、Fema.govのサイトで災害援助を申請することができないようです。
JavaScriptを有効にしなければならないという別の要件もあります。米国連邦緊急事態管理局(FEMA)は、最近のカトリーナハリケーン災害も含め、合衆国内の被災地に政府交付金を提供しています。
オンライン登録はMicrosoftのInternet Explorer 6.0以上を要します。 IE 6.0以上を使用していなくとも、お使いのアプリケーションの状態をチェックして、あなたの情報をアップデートできる個別サポートセンターにアクセスできるかもしれません。
詳細はFEMA登録要件(FAQ)にアクセスしてください。
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2005年09月08日
ユーザーグループの力の活用
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Harnessing the Power of User Groups」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月6日
Stephanie Troeth著
往々にして大学のWebサイトというものは、個々の学部やカレッジ、それに管理部といったように運営母体が細かく分けられているものです。それぞれの部門は自身の提供するコンテンツに対して責任がありますから、理にかなってはいます。
しかしアカデミックな環境においては、異なる領域間でリソースが均等でないことが一般的で、すべてのWebマスターやコンテンツ提供者が、その責任を果たすうえで同じレベルの知識を持っているとは限りません。その結果、技術的な、そしてコンテンツや文体といった面での標準化が達成されないことになります。大学のWebサイトにアクセスし、異なる学問領域に渡って情報を検索する生徒の視点からすれば、表現や情報伝達における一貫性の無さにより、満足のいく結果が得ることは難しくなりがちです。
どうすればこの問題を解決できるでしょう?ペンシルバニア州立大学の場合、Rose Pruyneらの有志がWeb標準ユーザーグループを結成し、根本的課題に取り組みました。
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2005年09月07日
CSSに取り組むSlashdot:ベータテストにご協力を
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Slashdot Goes CSS: Help Beta Test」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月6日
Molly E. Holzschlag著
8年もの後に……そう、確かに8年も経ってですが、忌まわしきSlashdotがついにCSSに取り組んでいます。彼らは現在、CSSでレイアウトされた新しいサイトのチェックと、バグのレポートを呼びかけています。
もし新しいサイトにうまく接続できなくても、私を責めないでくださいね。何たって、あのSlashdotなんですから。
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2005年09月07日
ようこそ、An Event Apart
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Welcome an Event Apart」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月6日
Molly E. Holzschlag著
ZeldmanとMeyerという二人の名前はWeb制作者にとって、とりわけWeb標準の話となると、絶大なる影響力を持っています。そして今待望の、充実した内容のイベント「An Event Apart」のために、彼らがチームを組みました。
私はEricと何年ものあいだ一緒に働いて、彼から何かを学ぶことがどれほど楽しいかを知っています。そしてJeffreyもまた、常に人を刺激し、そして楽しませてくれます。
EricはかつてのCSSサムライ(訳注:かつてWaSP内でCSSに特化した活動を行っていたグループ)で、JeffreyはWaSPの設立メンバーであり、つまり私たちにとって彼らは良き友人なわけですから、私たちの見方は偏っているでしょう。それでも私たちの誰もが、知識や経験、能力、そして思想を共有するには彼らこそが最もベストな二人であると認めていると思います。
An Event Apartの第1回は、長きにわたり著名なWeb関連ワークショップやカンファレンスの開催地としてその名を目にすることの無かったフィラデルフィアで開催されます。このワークショップシリーズは、詳細かつ技術的なトピックスを扱うことを約束していますし、私たちもまたそうなることを確信しています。
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2005年09月06日
Web標準導入キットの日本語訳が完成
既に当Blog上ではご紹介済みの「Web標準導入キット」ですが、日本語訳が完成したそうです。今年5月の時点では「サイトを持つなら知っておくべきWeb標準の知識:Web標準手引き」のみでしたが、より詳細かつ専門的な文書という位置付けの「Web標準で一歩先へ」、そして「用語集」も公開されています(これら3点がセットでWeb標準導入キットと呼ばれています)。
キットの内容を改めて簡単にご紹介しますと、Web標準とは何か?という話題に始まり、期待されるビジネスメリットを軸にわかりやすくWeb標準を解説したものです。原文を作成したのはMACCAWS(Making A Commercial Case for Adopting Web Standards)という有志団体で、商業的・ビジネス的観点にこだわったこのキットは、Web標準をこれから学んだり取り組もうとされている企業担当者の方々にはまさに打って付けの資料ではないかと思います。
今回公開された「Web標準で一歩先へ」のなかでも読み応えがあるのが、「よくある誤解」という章。下記の4つのよくありがちな誤解をひとつひとつ丁寧に解きほぐしてくれます。
- 誤解その1:Web標準に準拠させると、サイトは「格好悪く、面白みのない」ものになる
- 誤解その2:Web標準を使うと制作時間が増加する
- 誤解その3:自分のサイトへはどうせマイクロソフトのインターネットエクスプローラを使っているユーザしか来ない
- 誤解その4:全ブラウザで同じように表示されない
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2005年09月06日
困難に直面しているデザイナーに救いの手を
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Helping Hands for Displaced Designers」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月5日
Molly E. Holzschlag著
とても素敵なChopping Blockというサイトを運営しているデザイナーのMatthew Richmondは、ただ単にそのクリエイティブなスキルゆえではなく、彼が美しいFlashコンテンツを作り、そしてWeb標準についても深く配慮していることから、私の尊敬している人物の一人です。
Matthewは、ハリケーン・カトリーナのせいで困難に直面しているデザイナー達が立ち直るのを助けるためのサイトについて、1通の電子メールを友人そして同僚たちに送りました。Web標準そのものには関係していませんが、私たちのコミュニティにとって極めて重要なことと感じたので、私はそれを皆さんにお知らせしたいと思いました。
そのサイトは机や寝る場所、コンピュータ、そして彼らが仕事に復帰し、自立した生活を取り戻すのを支援するものであれば何であれ、提供しようとする人々と解雇されたクリエイティブなデザイナー達の間をとりもちます。
もしあなたが提供可能なリソースをお持ちか、あるいはハリケーン・カトリーナのもたらした惨状でお困りでしたら、どうかDisplaced Designerにアクセスし、より多くの情報を得てください。
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2005年09月06日
HTMLやXHTMLで言語を宣言する際のベストプラクティス
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Best Practices for Declaring Languages in HTML and XHTML」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月4日
Molly E. Holzschlag著
HTMLあるいはXHTML文書において使用する言語をいつ、どこで、どのように宣言するかについては、多くの誤った情報が見受けられます。幸い、W3CのGEOグループがその具体的方法の詳細を公開しています。以下にいくつかのガイドラインを参考にご紹介します:
- 主要言語が1つも存在しない場合を除き、htmlタグでそのページのテキストを処理する際のデフォルトの言語を常に宣言してください。
- 言語が変化することを示すには、langそして(あるいは)xml:lang属性と共にテキストをマークアップしてください。
- デフォルトのテキスト処理言語を宣言するのにContent-Languageを使わないでください。また、メタデータにおける主要言語を宣言するのにlanguage属性を使わないでください。
- 文書上の言語をbodyタグ内で宣言しないでください。
- HTML文書ではlang属性のみ、メディアタイプがtext/htmlで提供されるXHTML 1.0文書ではlang属性とxml:lang属性の両方、XMLデータとして提供されるXHTML文書ではxml:lang属性のみを使用してください。
- 属性値と要素の内容とで言語が異なる場合、ロシア人形式のアプローチ(訳注:マトリョーシカ人形のように、入れ子の包含関係に変更すること)を検討してください。
- 文書上に複数の主要言語が使われている場合、テキスト処理に用いる単一の言語をhtmlタグ内で指定するか、さもなくば未定義のままとするかを決めてください。
この記事はドイツ語でもお読みになれます。
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2005年09月03日
IE7におけるCSSサポートの改善
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「IE7 CSS Improvements」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月3日
Drew McLellan著
IEblogにおいてJustin Rogersは、IE7におけるCSS2.1仕様の解釈、とりわけ標準準拠モードで動作する際の解釈が大幅に改善される件を詳しく述べています。
改善事項にリストには(:first-letterのような)疑似要素、マルチクラスのセレクタ、そしてルート要素の選択などが挙げられています。
いずれも極めてマニアックなCSSネタですが、しかし重要なCSSネタであり、これらのバグが対処されているというのは実に素晴らしいものです。あなたのお母さんのための要約:「IEでのCSSサポートは、絶えず改善されています」。
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2005年09月03日
テーブルのインスピレーション
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Inspiration for Tables」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年9月2日
Ian Lloyd著
テーブルをデザインする際、インスピレーションに飢えた自分を認識したことがありますか?テーブルのCSSによる良いデザイン事例を見つけるのは簡単ではなく、アドバイスを求めてメーリングリストの類に投稿しばければならなくなるでしょう。しかし今やCSSテーブルギャラリーのおかげで、インスピレーションを得ることは少しばかり楽になったはずです。まだ誕生したばかりであり、それほど多くの例が掲載されているわけではありませんが、この便利なリソースのためにいつでもあなたの作ったスタイルを投稿することができます。
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2005年09月02日
MicrosoftはXHTML1.1を非サポート
(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Microsoft Dropping Support for XHTML1.1」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)
2005年8月30日
Ian Lloyd著
少なくともMicrosoftは、ASP.NET 2.0においてXHTML 1.1をサポートしないとのこと。これは悪いことでしょうか?初期の反応は、それが同社の後退であるとして、ショックと憤りのいずれかだったかもしれません。別の反応としては、それが現実的な決定であり、なお標準のサポートを実質的に推し進めるものとして、受け入れられるかもしれません。W3Cは、XHTML 1.1文書のMIMEタイプにapplication/xhtml+xmlを指定すべきと提案していますが、Internet Explorerは目下そのMIMEタイプをサポートしていません。今回の発表から察するに、IE7は(XHTML 1.1とapplication/xhtml+xmlの)どちらもサポートしないのではと推測しています(後で私が間違っていたと証明されるのは歓迎しますが)。もしASP.NET 2.0がXHTML 1.1を出力できるかたちで出荷されるなら、Internet ExplorerがサポートするようMIMEタイプにtext/htmlを使用しなければならないでしょうが、それはW3Cの思想に完全に反します。
これは何を意味するのでしょう?このオブザーバーにとって、Microsoftでオーサリングツールを担当するチームが彼ら自身のブラウザの欠点を認めていること、そしてそれに対し賢明な方法で対処している最中であることは明らかですが、世界で最も普及しているブラウザがそれに喉を詰まらせている一方で、「未来」に基づくなら、XHTML 1.1のサポートに向けた動きは無いということでしょう。もっとも私は、今でもIE7がXHTML1.1をサポートすることを祈ってますけどね!
[2005/09/21追記]
iwaimさまのコメントを原著者に伝えた結果、本文の一部が変更されましたので、それに伴い和訳の該当箇所を変更しました。