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Web標準Blog

Web標準Blogでは、Web標準の利用に興味のあるWebサイト管理者、Webデザイナーの方向けに、Web標準を利用するための手法やノウハウ、参考になるリソース等を、国内外を問わずご紹介します。

2009年9月21日

Operaのlongdescサポート

フロントエンド・エンジニア 矢倉

2週間前にリリースされたOpera 10ですが、すでに10.10の開発が進んでいるようです。10.10ではOpera Uniteの搭載などが既に発表されています。楽しみですね。

さて、OperaでWeb EvangelistをつとめるHenny Swanが、自身のBlogでOpera 10.10のlongdesc対応について書かれていたので、ちょっと紹介しようと思います。

longdescは、画像の内容を説明する文書(またはその一部)へリンクする属性です。音声ブラウザーやスクリーンリーダーのなかにはlongdescを解釈して、付加的な説明があることをユーザーに伝える機能を持っているものもあります。詳しくはアクセシビリティBlogの「支援技術別動作検証報告: 複雑な画像への代替テキストの提案」にある「1.7 longdesc属性」をご覧ください。

これまでOperaではこの属性をサポートしていなかったのですが、WAI-ARIAの実装を進めた結果として、longdescもサポートできるようになったとのことです。

支援技術向けの仕組みではありますが、UIも用意されています。Operaでは、画像のコンテキストメニューに“Image Description”という項目が追加されています。選択すると、リンク先の文書(またはアンカー)にジャンプする仕組みになっています。

Firefoxでも画像のプロパティからリンク先のURLを知ることができるのですが、Operaのようにジャンプできる仕組みではありません。また、あまり便利ではないことから、Firefox 3.6ではプロパティを表示する機能が取り除かれ、拡張に移管されるようです。

なお、longdescは利用例が少なく、また属性の名前からか値に文字列を入れてしまう誤用が多いこともあり、今後はaria-describedbyの利用が推奨されるようです。