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Web標準Blog

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2008年10月8日

A List ApartからProressive Enhancementに関する記事が公開

フロントエンド・エンジニア 矢倉

10周年を迎えたA List Apartから、“Understanding Progressive Enhancement”という記事が公開されています。Progressive Enhancementによる
Web開発を解説するシリーズの第一弾ということで、今後の公開が楽しみです。

“Progressive Enhancement(漸進的な機能拡張)”を簡単に説明すると、基本となる機能はすべてのターゲットブラウザーに、より高機能なものはブラウザーの能力にあわせて実装するという設計思想です。ここでの「基本となる機能」はページの内容、コンテンツを指します。記事では、M&M’s ピーナッツをモチーフに、コンテンツ、CSSによる見た目、そしてJavaScriptによる挙動という三層構造を説明しています。

Progressive Enhancementは「Web標準」と呼ばれる思想を無理なく実現することができるものですが、現在のWeb制作では「どのブラウザーでも同じ見た目にする必要がある」といった要件を持つことが多いため、そのまま導入することはできません。また、Webアプリケーションのように動的処理が密接にコンテンツと関わるような形態では、基本機能の定義を行うことが難しいでしょう。

とはいえ、ブラウザーやモバイル機器など、閲覧環境は急速に多様化しており、「同じ」を求めることが理にかなう考えではないとの認識も広まりつつあります。Webの持つ柔軟性を最大限発揮するためにも、開発において広がりを持つProgressive Enhancementというコンセプトは、今後さらに注目されるのではないかと考えています。