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Web標準Blog

Web標準Blogでは、Web標準の利用に興味のあるWebサイト管理者、Webデザイナーの方向けに、Web標準を利用するための手法やノウハウ、参考になるリソース等を、国内外を問わずご紹介します。

2007年4月9日

単一ベンダの提供する同一性と、オープンソースソフトウェアやWeb 2.0スタイルの革新、Webにとってはどちらがベター?

フロントエンド・エンジニア 木達

2007年3月12日
Ben Henick著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Which is better for the web: single vendor homogeneity, or OSS/Web 2.0-style innovation?」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

JavaScriptの生みの親でMozillaプロジェクトにおける主要な開発者の一人であるBrendan Eichは、過去のユーザーコミュニティ主導の革新とユーザーエージェント界隈における最近の関心事の対比を描いた、彼のSXSWでのプレゼンテーションフォローアップしています(早口で10回言ってみてください)

今日Eichが投稿した記事では、クローズドソースなWebアプリケーションの長所と、そしてより顕著に短所とを強調しています。FlashはMicrosoftのプラットフォーム同様、その最たる例として取り上げられています。彼の結論とは、Firefoxや同じ系統の代替ブラウザが既存のRIAツールと競合し得るプラットフォームへのサポートを提供する立場にある、というものです。

Eichは一見した限り、単一のベンダがアプリケーションプラットフォーム(たとえばFlash)をコントロールすることは開発者向けに安定した、魅力的な環境を生み出すことを認めています。しかしそのようなコントロールは、アプリケーション開発者(そしてエンドユーザーさえも)がそういったプラットフォームの進化に最も基本的なレベルにおいて影響を与える機会が与えられたときに生ずるチャンスを排除してしまう、そしてそれはまさにオープンソースプロジェクトで起こっていることだ、と続けています。

当初その記事はOSSへの激励のように解釈されるかもしれませんが、Eichはフィードバックを求めています。Firefoxが(canvasオブジェクトによる)RIAや他のWeb技術向けプラットフォームとして先導的役割を担うにはどうすれば一番良いか、開発者やユーザーからの声を聞きたいと思っています。

……そこで私は記事の最後にあるEichの質問を繰り返したいと思います。RIAの革新に対し、Firefoxには何が可能で、また何がなされるべきでしょうか?