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PAGE2006

2006年1月24日
フロントエンド・エンジニア 木達

2月1日から2月3日にかけて、サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOを会場にPAGE2006が開催されます。PAGEとはページネーション思想の啓蒙を目的とし、1988年に初めて開催されて以来今年で19回目を数えるものです。Web標準というテーマからは若干逸れますが、筆者が個人的に興味深いと思うコンファレンスをご紹介します。

デジタルメディアトラックのなかでは「検索技術が創造する新たなコンテンツ」に注目です。Web2.0時代の検索技術について議論するとのことですが、モデレータを務めるのはゼノン・リミテッド・パートナーズの神崎正英氏です。神崎氏は「ユニバーサルHTML/XHTML」の著者として知られ、また最近ではセマンティックWebの普及に貢献されています。

グラフィックストラックセッションでは「XML複合文書技術の動向」が要チェックでしょう。XMLフォーマットを利用したコンテンツの流通は活発化の一途を辿っており、今後は複合文書へのニーズも高まると思われます。このコンファレンスには、W3CにおいてHTMLアクティビティリードを務める石川雅康氏が参加されます。

またXMLコンソーシアムはクロスメディアコンファレンスにおいて、「基幹系情報システムへのメタデータ活用」をテーマにセミナーを企画しています。他にも「メディアを活かす ビジネスコーディネーション」をテーマに、さまざまなコンファレンスやセミナー、展示が催されるとのこと。興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。