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Web標準Blog

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2005年12月6日

MicrosoftがIEにおけるActiveXとJavaの取り扱いを変更

フロントエンド・エンジニア 木達

2005年12月4日
Chris Kaminski著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Microsoft Tweaks IE's Handling of ActiveX, Java」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

Microsoftは、Eolasの起こした特許訴訟で責任を逃れるため、IEにおけるActiveXコントロールとJavaアプレットの取り扱いを変更すると発表しました。

覚えているかと思いますが、この訴訟はカリフォルニア大学によって取得され、Eolasという名の会社にライセンスされた特許に関するものです。その特許は表向きには、マルチメディアやインタラクティブなウィジェットをWebページ中に埋め込むことを含んでいます。Eolasおよびカリフォルニア大学は、WebブラウザのActiveXコントロール(Flash pluginなど)とJavaアプレットを処理する方法について、Microsoft(そして、おそらく他のほとんどあらゆるブラウザメーカー)が同特許に違反していると言っています。多くの人々は、この特許がひどく曖昧かつ周知の内容で、またこの分野で既に成し遂げられてきた事柄を考えれば無効だと考えています。実際、W3CとTim Berners Lee(訳注:W3Cのディレクター)は、この特許に反対するために米国特許庁に証拠を提出しています。

にもかかわらず、法廷はW3Cの説得に理解を示しているようには見受けられず、今やMicrosoftは責任の追及を避けるべくIEの仕様を変えようとしています。その結果、たとえばFlashバナーの広告を見るためにわざわざ訪問者がダイアログのボタンをクリックするよう、何百万ページもが作り変えられなければならなくなります。 デフォルトで非表示とされたFlashバナーを見る人も中にはいるかもしれませんが、広告主、またその広告を載せるWebページを制作する人々は、これに断じて同意できないでしょう。