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2005年10月11日

Web標準準拠にかかるコスト

フロントエンド・エンジニア 木達

Web標準準拠サービスをご検討される方々からよくいただくご質問、それはコストについてのものです。料金表のようなものは無いのかといったご質問を、先日開催したWeb標準セミナーの場でもいただきました。結論から申しますと、何ページでいくらといった料金の目安は現状設定しておらず、すべて個別にお見積を出させていただいています。

Web標準準拠サービスをご利用になるうえでコスト面に大きなインパクトをもたらす要因としては、サポート対象に含めるWebブラウザの数や種類のみならず、ビジュアルデザインの多様性が挙げられます。たとえボリュームが1万ページのサイトでも、たった一種類のテンプレートから生成しているのであれば、全体的な工数は少なくて済みます。その一方で、同じボリュームのサイトでもビジュアルデザインが1000パターン存在すれば、設計工程にずっと多くの時間を要することになります。

上記の要因から、Web標準準拠をご検討中のサイトを実際に拝見し、既存のトーン&マナーをどの程度維持するのかといった観点も踏まえながら、ビジュアルデザインがどれほど多様性に富んでいるのかを、サイト規模と照らしつつ確認することが、コスト算出時にまず求められることになります。

もちろん視覚的多様性を乏しくすれば(ビジュアルデザインを簡素化すればするほど)、工数を抑えてWeb標準に準拠できるのみならず、サイト全体の統一感は醸成しやすくなり、ある意味においてはユーザビリティの向上に貢献するかもしれません。しかしあまり乏しくしてしまうと、視覚的な面においてアピールが不十分となり、ターゲットユーザに対し十分な訴求が行えない残念な結果に陥ってしまいかねません。

ビジネスゴールを達成しつつユーザニーズを満たすビジュアルデザインは、Web標準準拠にかかるコストを考えるうえで極めて重要なポイントであると考えます。

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