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Web標準Blog

Web標準Blogでは、Web標準の利用に興味のあるWebサイト管理者、Webデザイナーの方向けに、Web標準を利用するための手法やノウハウ、参考になるリソース等を、国内外を問わずご紹介します。

2005年9月8日

Windowsユーザ限定の災害援助?

フロントエンド・エンジニア 木達

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「Disaster Aid for Windows users only?」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

2005年9月7日
Holly Marie Koltz著

昨日、Boing Boingに「MacとLinuxのユーザーにFEMAのサイトは使えない」という記事が掲載されました。

結論:もしあなたがWindows版のIEを使用していないなら、Fema.govのサイトで災害援助を申請することができないようです。

JavaScriptを有効にしなければならないという別の要件もあります。米国連邦緊急事態管理局(FEMA)は、最近のカトリーナハリケーン災害も含め、合衆国内の被災地に政府交付金を提供しています。

オンライン登録はMicrosoftのInternet Explorer 6.0以上を要します。 IE 6.0以上を使用していなくとも、お使いのアプリケーションの状態をチェックして、あなたの情報をアップデートできる個別サポートセンターにアクセスできるかもしれません。

詳細はFEMA登録要件(FAQ)にアクセスしてください。

先のBoing Boingの記事には、Internet Explorerと同じになるようユーザーエージェント名を変更する機能により、OperaやFirefoxを使って登録プロセスにアクセスできたユーザーからのコメントが複数寄せられています。しかし理想的には、より広範なユーザーやブラウザがプロセスを利用できるならば、そのような操作は不要だったはずです。被災者が最も苦労や理解を必要としないのは、援助を申請するのにコンピュータのブラウザをどのように操作すべきかということです。

ユーザーや被災者にとって、ソフトウェア要件だけが問題というわけではありません。全盲あるいは弱視のユーザー、そして画像を表示する機能を持たないデバイスでサイトにアクセスするユーザーが登録プロセスを開始し、「支援のために登録」リンクをたどって最初に遭遇するのがキャプチャ(captha)です。キャプチャとは、サーバーが画像フォーマット内に生成した文字で、申請プロセスが始まる前にそれを入力、送信しなければなりません。画像を見たり理解したりできないユーザーは、書かれている文字をフォームに入力することができないでしょう。 そして申請は郵送では受け付けられていません。応募者に情報を郵送することはできるようですが、しかし避難を余儀なくされている被災者にとって、そのようなサービスや住所は有効でしょうか?より詳細な情報はFEMA:登録要件のページにあります。

なおFEMAのサイトには、セクション508(訳注:リハビリテーション法508条)に基づくアクセシビリティ陳述があります。