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WaSP、2つのタスクフォースを新設

2005年7月8日
フロントエンド・エンジニア 木達

Web標準の普及や啓蒙を世界的に推し進めるWeb Standards Project(WaSP)は、最近立て続けに2つのタスクフォースを設置していました。

ひとつは「Accessibility Task Force」で、その名のとおりWebアクセシビリティに特化した活動を展開する模様です(「WaSP Forms Accessibility Task Force」参照)。アクセシビリティ方面で世界的に名高い人物が集められており、支援技術(たとえばスクリーンリーダーなど)やその商品の開発元に対しWeb標準の一層のサポートを働きかけるものと思われます。もちろん、デザイナーや開発者を対象とした理解増進についても活動するとのこと。

もうひとつは米Microsoft社との共同タスクフォースで(「WaSP to Collaborate with Microsoft to Promote Web Standards」参照)、同社のVisual StudioやASP.NETにおけるWeb標準のサポートをより高めていくことを謳っています。

にわかに活発化しつつあるWaSPですが、メンバーの一員であるMolly氏のBlogの7月5日付エントリ「WaSP to Collaborate with Microsoft to Promote Web Standards」に記されたコメントによれば、今月15日にはまた新たな発表がある模様です。