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2005年4月19日

CSSとメディアタイプ

フロントエンド・エンジニア 木達

多様な閲覧環境への対応として、コンテンツにある構造と表現をできるだけ別々に扱うようにし、前者は文書の構造に即した適切なマークアップ、後者はCSSでもって実装することの必要性をご紹介しました。

CSSの特徴のひとつに、異なるメディアに対して文書の表現方法を指定できるという点が挙げられます。たとえば、単一の文書に対して、視覚表現と音声表現を個々に指定することができます。CSS2の仕様書には、以下のようなメディアタイプとその対象デバイスが紹介されています。

all
全てのデバイス
screen
カラー・コンピュータ・スクリーン
print
ページ形式の不透明な物質への出力、あるいは印刷プレビュー・モードで見る文書
projection
プレゼンテーションにおける表現
handheld
携帯デバイス
tv
テレビ型デバイス
tty
固定幅の文字グリッドを用いたメディア
braille
点字の触覚をフィードバックするデバイス
embossed
点字のページを出力するプリンタ
aural
音声合成機器

個々のメディアタイプには、それぞれに用意されたプロパティがあり、ブラウザが対応していさえすれば、先に述べたようにメディア個別にスタイルを定義・適用できます。たとえばミツエーリンクスのサイトでは、多くのページでscreenのほかにprintメディア向けにスタイルを用意していますので、対応ブラウザにおいては、印刷時にナビゲーションなどが割愛され、紙面を有効活用するよう紙幅を目一杯使ってコンテンツ部分を出力させています。

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