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IE7の!important宣言の解釈は今後のリリースで修正

2006年2月6日
フロントエンド・エンジニア 木達

2006年2月3日
Molly E. Holzschlag著

(この記事はWeb Standards Project(WaSP)における投稿記事「!important Fixed in Later IE7 Releases」を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証いたしませんので、必要に応じ原文を参照ください。)

IE7 Beta 2のプレビュー版が!important宣言の役割を尊重しないため、ボックスモデル・ハックの代替ハックが機能しないということに、私は今日になって気づきました。

!important宣言は、いくつかの重要な(important)理由において大切な(important)ものです。第一に、!important宣言が存在するそもそもの理由でもありますが、制作者スタイルとユーザースタイルのあいだを取り持ちます。過去に仕様変更があったにせよ、それはCSS 1.0から存在していました。

もうひとつの有力な(important)理由とは、ボックスモデル・ハックに対しEdwardson Tanの紹介する3つの有効な代替ハックの2つで、!important宣言が極めて重大な(important)役割を果たすというものです。

これらの代替ハックは、CSSを適切に解釈するブラウザに対して機能しますし、そうでないブラウザに対してはフィルターによって適切な情報を提供します。Ingo Chaoは、なぜそれらがIE7 Beta 2において機能しないかを記しました

日を同じくして耳にしたのですが、素晴らしいことに、IEチームは今後登場する全てのIE7に対して既に!import宣言の解釈を修正したとのこと。

そういうわけで、私の大切な(important)友人の皆さん、どうか心配しないでください。程なく!important宣言がどれほど重要(important)かを理解してくれるIEを、私たちは手に入れることでしょう。

最後に:不用意にも、この記事から「important」という語が一箇所でも抜け落ちたとしたら、謝りたいと思います。個々の「important」が重要でないと言うつもりもなければ、ただの「!」を書いたわけでも無いのです。