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CSSの歴史

2005年3月15日
フロントエンド・エンジニア 木達

スタイルシートという言葉は、広く一般にはその名の通りスタイルを指定するための文書を意味し、種類も複数存在します。文書構造の変換などが可能なXSLTもまた、スタイルシートの一種です。

特にWebコンテンツの実装に利用するスタイルシートとしてはCSS(Cascading Style Sheet)が普及していることから、以後本Blogで「スタイルシート」と記述した場合には原則としてCSSを意味することとします。さて、W3Cが策定しているCSSの仕様につき、その歴史を振り返ってみます。

  1. CSS Level 1(1996年12月17日勧告)
  2. CSS Level 2(1998年5月12日勧告)
  3. CSS Level 2.1(2004年2月25日勧告候補)

現時点では勧告済みの仕様としてLevel 2(今から約7年も前に勧告されたということを意外に思う方も多くいらっしゃるかもしれません)を使うことが主流ですが、近く2.1へと改訂される見込みです。また、さらなる将来に向けLevel 3が検討中ですが、これは2.1までと大きく異なり、複数の「モジュール」から構成されます。